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銀魂 蝶の唄

第3章 歌舞伎町


桂さんが最初に向かったのは、メリーゴーランド。


「ジェットコースターじゃなくていいんですか?」

「楽しみは後にとっておくものだろう」


桂さんはそう言いながら、列の後ろに並んだ。
すいていたので、順番は早く回ってきた。


「よーし走れー。どーどー」

桂さんとエリザベスは白馬に乗り、私はかぼちゃの馬車に乗った。


『桂さん、この馬トロいですよ』

「頭を使え、エリザベス。尻を叩くのだ」


ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド、と激しく馬の尻を叩くエリザベス。

「ちょっ、お客さん!あまり叩かないで!」


しまいには遊園地スタッフがエリザベスを抑えようと乗り込んだが、
エリザベスがスタッフに飛び乗り、プラカードでスタッフの尻を叩き出した。


「………………」


スタッフが若干嬉しそうだったのは、この際言わないでおこう。


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