• テキストサイズ

99.9%のDNA【気象系BL】

第4章 同居…


和がゆっくりと腰を押し進める。

指でさえ圧迫感を感じるのに、更に大きな圧迫感が俺の全身を襲う。

でもそれは決して苦しいだけじゃなくて、和と…愛する人と一つになれた喜びでもあって…

「どう…? 俺からのプレゼント…最高で…しょ?」

リボンでも結んどきゃ良かったかな…

「ああ、最高だよ。すげぇ、嬉しいよ…」

俺達はお互い顔を見合わせ、クスリと笑うと、どちらもともなく腰を揺らし始めた。

「あっ…、あぁ…、気持ちイイよぉ…」

「ああ、すげ…熱い…」

腰を打ち付ける度、和の額から伝った汗が、ポタポタと俺の腹に落ちる。

感じてくれてる…
和が俺の身体で、感じてくれてる…

そう思うと、一層喜びが込み上げて来て…

俺は和の首に腕を回すと、ソファーから揺り落とされない様にしがみ付いた。

「もっと…、もっと深く突いて…」

そんな言葉も自然と口の端から溢れてくる。

きっと”素”の状態だったら言えないんだろうけど…

「…ったく、いつからそんなにお強請りが上手になったんだか…」

もう…、子ども扱いしないでよ…

和の手が俺の頬に触れるのを、俺は瞼を閉じて受け止める。

でも…

「えっ…、あっ、あんっ…、あ、あ、あ、あっ…」

突然激しく揺れ出した視界に、俺は一瞬の油断を後悔した。
/ 206ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp