第4章 同居…
和の指が俺の中を、所狭しと動き回る。
その度に俺の身体は震えて…
「ああ、和…和っ…」
腕を掴んだ手に、自然と力が入る。
でも和の指はその動きを止めることなく、俺のイイ場所を探り当てると、そこを指の腹でグリッと押した。
「あ、ああっ…、そこヤダっ…」
ビクビクと跳ね上がる身体と、上擦る声が抑えられなくなって…
和の指が一層激しくソコを攻め立ててくる。
「イケよ…」
俺の中心を握り込み、雄の顔をした和が俺を見下ろす。
いつもは、色も白くて、どちらかと言えば女の子のような印象さえ受けるのに、今俺を見下ろしてるのは、正に“雄”そのもので…
一瞬背中にゾクッと感じた瞬間、
「イクッ…、ああっ…、ダメッ…、あっ、あっ、あん、あ、あ、あ、あぁぁっ…!」
俺は和の手の中に熱を吐き出した。
「ごめ…っ…、俺、また…。…っ!」
言いかけた俺の口は、和の唇に塞がれた。
戸惑う舌先を絡め取られ、角度を変えながら吸われる。
たったそれだけ…
それだけなのに、俺の熱は下半身に向かって一気に駆け出して…
「俺もそろそろ限界だわ…」
唇が外れて、和が俺の足を抱え込んだ時には、恥ずかしいんだけど、もう…
そして、さっきまで和の指が入っていた部分に、今度は熱く滾った和の塊が押し当てられた。