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99.9%のDNA【気象系BL】

第3章 潤…


「綺麗だよ、和…」

何度も合わせた身体なのに…
見慣れたはずの身体なのに…

どうしてだろう、心臓がぶっ壊れるんじゃないかってぐらい高鳴る。

兄ちゃんの胸の先を口に含み、舌先で転がしてやる。

兄ちゃんがいつも俺にしてくれるように、優しく、だけどちゃんと刺激も与えられるように…

「ん…っ…」

兄ちゃんの口から吐息が漏れる。

感じてくれてるの?

嬉しくなった俺は、もう一方を指で摘まむと、先端をキュッと引っ張った。

「んぁっ…」

兄ちゃんが少しだけ背中を反らす。

「ここ、感じるの?」

「分かんねぇよ、んなこと…」

意地張ってるけど、本当は感じてるんだよね?

だって腰に巻いたバスタオルの中心が盛り上がってるから。

空いた手を兄ちゃんの中心に伸ばし、バスタオルの上から兄ちゃんの膨らみを包む。

「……っ!」

兄ちゃんの身体がビクンと跳ねる。

「勃ってんじゃん」

身体を少しだけ伸ばして兄ちゃんの耳元に囁く。

途端に兄ちゃんの顔が真っ赤に染まるのを見て、ゆっくりバスタオルの上から兄ちゃんの中心を揉む。

「はっ、あぁ……」

「声、殺さないで? ちゃんと俺に聞かせて?」

赤くなった頬を手でスルリと撫でると、羞恥に濡れた瞳が俺を捉える。
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