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99.9%のDNA【気象系BL】

第11章 決断…


潤は俺の上で散々乱れた挙句、二度目の吐精をした瞬間、まるで電池の切れたロボットみたく動かなくなって…

「風呂入らねぇと、腹壊すぞ?」

それでなくても人一倍腹弱いのに…

俺が何度起こそうとしても微動だにせずで、結局眠ったままの潤の身体をタオルで清め、俺は一人で風呂に入った。

いつもより広々としたバスタブに足を伸ばし、肩までしっかり浸かると、全身の疲れが一気に抜けて、その代わりとばかりに睡魔が襲ってくる。

俺は両手に湯を掬うと、それを顔に浴びた。

しかし、まさか潤がそんなことを考えてたとはな…

正直、驚きだったというか…

潤は誰よりも母さんのことを大切にしているから、その母さんを悲しませるようなことは、絶対にしない…ってそう思っていた。

ただ、ずっと今の関係を隠し通すことは、俺自身“出来ない”とは思ってはいた。

いつかは打ち明けなきゃ、って…
意図せず知られるよりは、自分の口から、って…

でもなあ…

いざとなると…、やっぱ気が重い。

俺は湯船の上に溜息を一つ落とすと、逆上せる前にと風呂から上がった。

湯上りの身体にバスタオルだけを巻き付け、潤の寝室をそっと覗くと、よっぽど疲れてたのか、豪快ないびきが聞こえてきた。

…ったく、人の気も知らねぇで、呑気な奴だぜ(笑)
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