第11章 決断…
ずっと胸の奥に引っかかってたモンが抜け落ちたから…なんだと思うけど、潤のソコはありえないくらい元気になっていて…
触ってもないのにキラキラと光るモノが溢れているから、思わずまじまじと見つめてしまう。
すると俺の視線を感じた潤が、
「や、やだ…、そんなに見ないでよ…」
片手で自分の中心を隠そうとする。
多分さ、無意識なんだと思うんだけどさ、それ…けっこう唆るんだよね…
しかもだよ?
片手は俺の中心握ったままとかさ…、絶対煽ってんじゃん(笑)
だから俺は潤の耳元に唇を寄せ、
「隠すな…、もっと見せろって…」
普段よりも若干抑えたトーンの声で囁いてやるんだ。
そうすれば潤は素直だから、逆らうことなく俺の言葉に従うってことを、俺は知ってるから…
「…あんまり見ないでね?」
覆っていた手がゆっくりと開き、見事に天井を見上げた中心が恥ずかしそうに顔を出す。
はは…、たまんねぇな(笑)
そんな可愛いモン見せられたらさ、やっとの思いで抑え込んだ熱がぶり返し来ちまうだろうが…
「なあ、俺のも元気にしてくんね?」
「うん…、して上げる…。和の、元気にする…」
俺から視線を逸らすことなく、潤が俺の太腿の間に顔を埋めた。