第1章 兄弟…
和也side
潤が身体をブルッと震わせながら2度目の熱を放った。
「潤、大丈夫か?」
床に顔を押し付け、肩で荒い息を繰り返す潤の身体を抱き起こすと、俺の胸にスッポリと顔を埋めて、今にも蕩けそうな顔を俺に向けた。
「和のも、して上げる」
潤の唇が俺の胸に啄むようにキスを落としながら、少しずつ下へ降りていく。
そして俺の中心をそっと手で包み込むと、その尖端にペロリと舐めた。
そのままそれを口に含むと、潤んだ瞳で俺を見上げながら、上下に扱き始めた。
ジュルッと音を立てて俺の中心を美味そうにしゃぶる潤から、俺は目が離せなかった。
「はぁ…、潤…、お前、上手す…ぎ…」
無意識に潤の頭を抱え込んだ。
「口ん中、超熱い…」
潤が嘔吐くのも構わず、喉奥に着くくらい突き上げた。
「…くっ、はぁ、も、やべぇ…」
ともすればこのまま潤の口の中に放ってしまいそうにな強烈な射精感が全身を駆け抜ける。
「も、無理、限界…」
ギリギリのところで潤を中心から引き剥がし、そのまま潤の身体を床に押し倒した。
潤の両足を割り開き、その間に身体を割り込ませると、両膝を脇に抱え込み、少しだけ浮き上がった潤の尻に、手近にあった乳液を垂らし、潤の唾液に塗れ反り勃った中心を押し付けた。
「本当にいいのか?」
「うん…きて?」
小さな蕾を押し開くように、俺は少しずつ腰を進めた。