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99.9%のDNA【気象系BL】

第1章 兄弟…


潤side


和の指が俺の恥ずかしい部分を撫でた。

それだけのことなのに、吐き出したばかりの俺の中心にまた熱が集まっていく。

和はそれを見逃さない。

「ここ、感じるの?」

床に張り付いた俺の顔を覗き込むと、また意地悪に口元を歪めて笑った。

「もぉ…いちいち聞かないでよ…、恥ずいから…」

俺は思いっきり頬を膨らせ、見下ろす和を睨み付けた。

和のせいなのに…
和が触れられてると思うだけで…

でも欲張りな俺はもっと触れて欲しくて、

「焦らしちゃ…やだ…」

と、つい強請ってしまう。

「お前さぁ、その顔誰にも見せんなよ?」

言いながら和の指が俺の蕾にグッと押し入った。

「…っ、んぁっ…はぁ…あっ…」

「痛い?」

「ううん…大丈夫、みたい…」

痛くはない…あるのはほんのちょっとの圧迫感。

俺が首を振ると、和の指がゆっくりと抽挿を始めた。

狭い中を押し広げるように掻き混ぜながら、内壁を擦られると、俺の膝がプルプルと震えだす。

すっかり萎えてしまった中心も、少しずつその元気を取り戻し、和の指が三本まで増やされる頃には、もうガチガチの状態になっていて…

「ん…はぁ…っあ、あっ、えっ…そこ…や、だめぇ…んぁ…っ…」

指が前立腺を掠めた瞬間、俺は二度目の熱を放っていた。
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