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99.9%のDNA【気象系BL】

第1章 兄弟…


和成side


逃げようとする潤の腰を捕まえて、グッと引き寄せた。

驚いて振り向いた潤の濡れた瞳が俺を見上げる。

「おま…、その顔、ヤバいって…」

潤の腰を持ち上げ、後ろから腕を回して前を握りこんだ。

ゆるゆると上下に扱いてやると、フローリングの床にポタポタと滴が落ちた。

「あ、あ…はぁ…ん…やぁ…あぁ…」

床に頬を擦り付ける潤の顔が、まるで熱に浮かされるみたいに上気する。

「イキたかったらイケよ?」

「で、でも…んぁ…いい…の…?」

「いいからイケよ、ほら?」

尖端から溢れ出る蜜を絡めながら、一気に責め立てる。

「…っあ、あ、やだ…いっちゃ…う…あ、あん…んん…!」

潤の身体がブルッと震えた。

そして俺の手の中で勢い良く弾けた熱は、床に白い溜まりを作った。

肩で荒い息をしながら崩れそうになる膝を、腰に回した腕で支えた。

「イッちゃったね?」

「ん…はぁ…だって…イケって…言ったの…和だよ?」

どこまでも従順な潤が、堪らなく可愛いくて…

「悪ぃ…ベッドまでムリかも…」

目の前に晒される割れ目を辿り、途中の窪みで指を止めた。

周りをそっと撫でると、ソコはヒクヒクと俺を誘った。
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