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99.9%のDNA【気象系BL】

第8章 秘密…


「ごめ…、和…」

謝る必要なんてないのに…

「構わねぇよ…。つか、そろそろアレ使ってみるか…」

今が物足りないわけじゃない。

でもせっかくじゃん?

俺はボトルのキャップをパチンと開けると、トロンとした液体を手のひらに垂らした。

「足、開いて?」

「こ、こう…?」

両膝を腕で抱え込むようにして、潤が両足を開く。

それまで隠されていた部分が晒され、目の前でヒクヒクと俺を誘うそこに、たっぷりのローションで濡れた手を触れさせた。

するとローションの冷たさからか、潤の腰が微かに揺れた。

「どう…だ?」

即効性と書いてあるくらいだ、どんだけ早くその効果を発揮するのか、気になって仕方ない。

「どう…って言われても…」

苦笑いを浮かべる潤の表情からは、今の所なんの変化も感じられない。

それどころか、俺の手からボトルを取り上げると、それを自分の手のひらに垂らした。

どう…するつもりだ?

あ、もしかして足りなかったとか?

なーんて脳天気なことを考えてる俺のケツが、突然ヒヤッとした物で濡れた。

「お、お前っ…、何してんの…?」

「なに、って…。和もローション使っといた方がいいかな、って…」

「はぁ? お、俺は必要ねぇじゃんか…」

だって挿れる側だし…

「くく、本気で分かってないんだね? かーわい♡」

な、なんなんだ!

もしかして俺、潤に遊ばれてる?
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