第8章 秘密…

｢あのね、和が使ってみたいって言ってたの…、アレってさ、不思議な形してると思わなかった？｣

言われてみれば、確かにあの不思議な形が気になって、使ってみたいって言ったけど…

｢くく、実は同時に二人が楽しめちゃう道具なんだよ？｣

へぇ〜、なるほどね。

それであの形ね…って！

｢は、はあ!?｣

｢だから和もローション必要かな、って…｣

嘘だろ…

そりゃどっちも経験はあるから、挿れられることに抵抗はないけど…

でもそれは相手が潤だからであって、所謂大人の玩具が相手ってのは流石にちょっとな…

つか…ヤバっ…

身体…超熱いんだけど…

それに身体の奥がムズムズして、触ってもないのにもう…

｢かず…、なんか俺…おかしい…｣

潤が俺の膝にケツを擦り付けてくる。

そっか、潤の方が先にローション塗ってるから、効果だって先に…

でも俺も…

｢早く欲しい…｣

欲しくて欲しくて、身体の奥が疼く。

｢俺も…だよ…、欲しいよ…ぉ…｣

堪え切れないのか、自分の指を後ろに突っ込む潤…

指を出し入れする度に、グチュグチュと卑猥な音を響かせる。

｢あん…あっ…はぁっ…ああっ、指じゃ奥に届かない…よ…。ね、かず…アレ…挿れて…？｣

アレって、やっぱアレのこと…か？

｢かずも…欲しいんでしょ…だったら…んぁっ…｣

ま、まあそうだよな…

それしかないよな…