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99.9%のDNA【気象系BL】

第8章 秘密…


ふたりで二人で一緒にシャワーを浴びて、縺れ合うようにしてベッドに倒れ込んだ。

どっちから…なんてことも分からないくらいに唇を貪り合い、舌を絡め合った。

着てる物なんて初めからありはしないから、湿り気のある肌に指を這わせれば、それだけで身体が震えた。

「舐めて?」

俺を見上げる濡れた目を微かに揺らしながら、赤い唇が俺を飲み込んでいく。

「すげ…、超気持ちイイよ…」

そう言ってサラッと下した前髪を掻き上げてやれば、嬉しそうに笑っちゃってさ…

更に一生懸命舌を絡めて来るもんだから、こっちも腹に溜まって来る射精感を堪えるのに必死になる。

「お前のも舐めてやろうか?」

俺の中心を咥えたまま、潤がコクリと頷き、されるがままにベッドに身体を沈めていく。

赤く染まった頬を撫で、唾液で濡れた唇を指の腹で拭ってやると、赤い舌先が伸びて俺の指先をペロリと舐めた。

やべ…、ゾクゾクすんじゃん…

俺は潤の舌に弄ばれる指先はそのままに、首筋や肩、胸の先にも唇を落とすと、ゆらゆらと俺を誘うように揺れる潤の中心に舌を這わせた。

「あぁっ…ん…っ…」

上擦った声を上げて身体を跳ね上らせる潤。

相変わらず刺激に敏感な身体だ。

俺はその反応を愉しむように、綺麗な雫を溢れさせる潤の中心を舌は勿論、唇でも刺激し続けた。

そしてとうとう、

「あっ…あ、イクッ…、イ…クッ…」

ブルリと身体を震わせた瞬間、俺の口の中に潤の味と匂いが広がった。
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