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99.9%のDNA【気象系BL】

第8章 秘密…


潤はキャビネットの中から、次々と妖しけな形状の道具を取り出しては、テーブルの上に並べた。

その光景は正に圧巻で…

「すげーな、これ(笑)」

俺の口から思わず声が漏れた。

だって考えてもみろよ、長短や、太さの違いはあれど、形はほぼ同じ、男性器を模したものばかり。

自然と笑いだってこみ上げてくる。

「後はローションとか、そんな感じかな…。他の部屋に行けば、もっと特殊なプレイも楽しめたりするんだけどね…」

内心潤の言う“特殊なプレイ”ってのが気になりつつも、俺はテーブルの上に並べられた、所謂“大人の玩具”とローションのボトルを手に取った。

コレッて…確か…

そうだ、潤の部屋で見たアレと同じ、催淫効果のあるローションだ。

「なあ、これ使ってみないか?」

本音を言えば、このボトルを最初に見た時から、密かに気になってたんだ。

コレを使ったら、潤がどんな風に乱れるのか、実はとても興味があった。

「それと…コレ…」

テーブルの上に並べられた様々なタイプの玩具の中から、一つを持ち上げた。

「他のはさ、使用目的が分かんだけど、コレだけがどうしても分かんねぇんだよな…」

大体からして、他のモノに比べて長すぎるし、両方の先端にはどこからどう見ても“アレ”と分かる括れがあるし…

コレをどう使うのか…

俺は不思議で仕方なかった。

「ねぇ、兄ちゃん…? それ本気で言ってる?」

「うん、超本気」

「そう…なんだ…?」

そう言った潤の目が、一瞬キランと光った。
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