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99.9%のDNA【気象系BL】

第8章 秘密…


「あっ…、ちょ、かずっ…、激し過ぎっ…」

当たり前だ。
俺に隠し事してる罰だからな。

首が捥げる程乱暴に揺さぶって、腰が砕けるくらいに強く突き上げてやると、

「ね…、も、イキそ…」

すぐに根を上げる潤。

だけどそう簡単にはイカしてやらない。

だってそれじゃお仕置きにはならないからね?

「まだまだだよ…」

俺は四つん這いになった潤の前に手を回して、固くなった中心の根元を、キュッと指で締め付けた。

「ああっ…、やだやだっ…、苦しいよ…ぉ…っ…」

そうだろうな?

急に行き場を失くしたら、そりゃ苦しいよな?

でもな、潤…

俺だって苦しいんだぜ?

仕事絡みってのが、もしかしたら本当にそうなのかもしれない。

だけど、だ。

俺達の間で「秘密」なんて言葉…、使って欲しくなかったんだ。

俺達は、正真正銘血を分けた兄弟で、でも恋人でもあって…

普通の恋人同士よりも、うんと濃い関係で繋がってる筈なのに…

正直、ちょっとショックだった。

俺は潤の根元を握ったまま、高速で腰を打ち付けると、一瞬キュッと締まった弾みで潤の中に欲を吐き出した。

「かず…、俺…も…」

涙目になった潤が肩越しに俺を振り返る。

でも俺はわざと視線を合わせることなく、潤の中から中心を引き抜き、それから漸く戒めを解いた。
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