• テキストサイズ

99.9%のDNA【気象系BL】

第1章 兄弟…


和也side


胸の尖りを甘噛みしてやると、潤が上擦った声を上げた。

男でも感じるんだ…

俺は潤の声をもっと聞きたくて、しつこくそこを責めた。

「やだ…にい…ちゃ…んん…そこ…ばっかり…やだ…」

やだ、っていう割には俺の頭、両手で抱えこんじゃってるけどね?

「じゃあさ、どこがいいのか、教えてよ? リードしてくれるんじゃねぇの?」

俺は視線を上に向けると、潤にニヤリと笑って見せた。

「も…分かってるくせに…。兄ちゃんのイジワル…」

目に涙浮かべて恥ずかしげに視線を逸らす潤が、可愛くて堪らなくて…ついついイジワルな俺が顔を出す。

「言ってくれないと、俺分かんないよ? なんてったって、“初めて”なんだからさ」

男とすんのは、だけどね?
女に興味はないけど、一応経験ぐらいはある。
潤は勘違いしてるみたいだけど…。

「…シャツ、脱がして? …で、直に舐めて?」

俺は潤の希望通りタンクトップを捲り上げ、露になった白い肌に吸い付いた。

尖りの周りを舌先でクルクルと舐め回しながら、もう一つの尖りを指で弄ってやると、潤の身体が刺激に耐え切れずにピクピクと跳ね上がる。

「潤、気もちいいの? さっきから、当たってるけど…」

指で尖りに刺激を与えながら、俺は口を耳元に寄せた。

「…や、言わ…ない…でぇ…」

潤が真っ赤な顔を両手で覆った。
/ 206ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp