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愛される少女【HP】

第17章 クリスマス


汽車が駅に着いたが、人が多く混んでいたので私はコンパートメントで空くのを待つことにした。しかし、ハーマイオニーとエイミーは両親が心配だからと先に降りると言ったのでそこでお別れをした。

『ミアとクレアは、誰がお迎えにくるの?』

「私は、たぶんママだと思うわ」

「私もお母様よ。お母様が魔女なの」

ミアもクレアもお母さまがお迎えに来るらしい。私は誰が来るだろうか?しばらくして空いてきたので、汽車から降りた。一番最初に見つけたのはクレアだった。クレアの言っていたとおりお母さまだったみたいで、クレアのお母さまに会釈をしてクレアとはそこで別れた。次に来たのは

「「ユウミ!」」

『お母さま!お父さま!』

私の両親だった。2人に近づきハグをしてから、ミアを2人に紹介することにした。

『お父さま、お母さま、こちら私とルームメイトで友達の、ミア・ホーキンスよ』

「ミア・ホーキンスです。ユウミさんにはとても良くしてもらっています」

ミアは緊張したような顔で私の両親に挨拶をした。それを見て、お父さまとお母さまはにっこり笑った。

「ユウミと仲良くしてくれてありがとう。ミアって呼んで平気かしら?」

「もちろんです」

「そんなに固くなくて大丈夫よ」

お母さまとミアが話していて、ミアはまだ緊張しているみたいだけどお母さまならなんとかしてくれるだろうと思って、私はお父さまと会話をしていた。

「ミア!」

しばらくすると女の人の声が聞こえてそちらを見ると、そこには優しそうな女の人がいた。

「ママ!」

ミアのお母さまだったみたいでミアはそちらに駆け寄り、少しお話をしたかと思うとミアのお母さまとミアがこちらに近づいてきた。

「ミアがお世話になっているみたいで...。ありがとうございます」

ミアのお母さまは私の両親に話しかけたので、私はミアと話していることにした。

『ミアのお母さま、優しそうね』

「えぇ、優しいわ。ユウミの両親も優しそうだわ」

こうしてミアとお互いの両親のことについて話していた。しばらくするとミアが呼ばれたので、私はミアのお母さまに会釈をしてミアとそこで別れた。

「ユウミ、帰るよ」

お父さまに声をかけられたので近寄ると、今までいなかったディニーがいた。

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