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愛される少女【HP】

第25章 夏休み


『(ハリーは確かドビーが邪魔をして、手紙が届いてないのよね。でもそろそろロン達が助けに行くから大丈夫よね)』

そう思った私は、ロンにクレア達と約束してしまったから一緒には行けないが同じ日だから会えるかもしれないこととハリーには私にも返事がないから心配してるということを書いた。

『ミーア、お願いね』

ミーアの足に手紙をくくりつけてお願いをして、エロールと一緒に帰ってもらった。

『久しぶり!!クレア!』

「久しぶり!ユウミ!」

私はダイアゴン横丁に来ている。ロンに返事を書いた数日後に、ロンからの手紙が届いて水曜日に会えるといいねということとハリーを迎えに行ったこととそのハリーが今家にいることが書いてあったのだ。

そしてその水曜日、私はクレア,ミア,エイミーの3人と待ち合わせをしていた。私が待ち合わせ場所に行くとそこにはクレアがいて、久しぶりに会えた喜びにハグを交わした。ちなみにみんな両親とは後で落ち合う予定だ。

『ホグワーツからの手紙見た?ロックハートばかりだったわね』

「本当ね!ロックハートのファンの魔女なのかしら?」

クレアとしばらくロックハートのことについて話していると、声をかけられる。

「ユウミ!クレア!」

そちらを向くと、ミアとエイミーがいた。

『久しぶりね!』

2人ともハグを交わして、買い物に行くことになった。談笑しながらの買い物はとても楽しくあっという間に時間が過ぎる。途中で食べたフローリアンのアイスは相変わらずおいしかった。

『そろそろフローリッシュに行って、教科書見とく?』

私の言葉にみんなが同意してくれたのでそちらに向かう。するとなぜか人がたくさんいて混んでいた。書店の上を見ると横断幕がありこう書かれている。

"サイン会 ギルデロイ・ロックハート 自伝'私はマジックだ'”

忘れてたと私はまず始めに思ってしまった。クレアとミアとエイミーも顔をしかめている。私は少し安心した。もしルームメイトである彼女達が、ロックハートのファンだったら耐えられそうにないからだ。

『私、2階で本読んでくるわ!みんなは?』

3人は時間が迫っているみたいで、両親が来る前に教科書を見ておきたいというのでここでお別れをした。私は人込みを縫うようにして進み、なんとか2階にくる。2階は空いているみたいで安心だ。

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