第9章 お手紙
『はじめまして。僕は白雪若葉です』
なずな「若葉には今日俺たちのレッスンしてもらうんだ!」
光「すごいんだぜ!楽しみだぜ~!」
ぴょんぴょん跳ねて可愛い
『よろしくお願いします』
なずな「こちらこそよろしくな~!」
練習が始まると一気に空気がほんわかする
『(Ra*bitsの人気はこのふんわりした可愛さと雰囲気なのかな…。見てるこっちまで笑顔になっちゃう)』
笑顔で歌や踊りを繰り広げる彼ら
なずな「若葉!今のどうだった?」
『はい!すごくよかったですよ!見てるこっちも笑顔になっちゃいます!』
創「えへへ、嬉しいです!」
光「踊るの楽しいんだぜ~!」
友也「ここのフリ苦手…」
『ここはこう、で、こう』
友也「こう…で…こう…?」
『そうそう!』
なずな「若葉すごいな。よく一回見ただけでわかったな」
『全部のユニットの曲とフリを全部覚えているので。任せてください!』
なずな「ホントすごいな…」
『プロデューサーですから』
なずな「偉いな若葉は。だからマコちんも忍ちんもあんなに褒めてたんだな」
『褒めてたんですか…?』
なずな「うん。若葉が練習を見てくれると、苦手なところがどんどん直るって」
『そんなこと…』
嬉しいな…
こんな私でもできることがあったなんて…
Ra*bitsの練習は夕方まで続いた
『今日はここまでにしましょうか』
なずな「そうだな!よし、今日はここまで!」
友也「ふぁぁぁ…」
創「お疲れ様です、友也くん」
光「ダッシュダーッシュ!」
友也「何であいつはあんなに元気なんだよ…」
創「あはは…」
『はい、これどうぞ』
創「キャンディーですか…?」
『疲れたときは甘いものです』
友也「いいんですか~!?」
『はい、どうぞ♪』
光「やった~!美味いんだぜ~!」
『ふふ、よかった』
なずな「ありがとうな、若葉。助かったよ」
『いえ。次はちゃんと直接言ってくださいね!』
なずな「…!…うん!」