第8章 流星隊
凛月がコヨミの頭を引き寄せて自分の肩に乗せた
『りっちゃん…?』
凛月「今日は甘えさせてあげる」
『……ふふっ、ありがとう』
凛月はコヨミを抱き上げた
『へ…!?』
そしてコヨミを真緒と自分の間に下ろした
凛月「側にいれば少しは安心できるでしょ?」
『りっちゃん…』
凛月「まーくんと俺がちゃんと側にいるよ。目が覚めても絶対いる。だから安心して寝なよ」
凛月はコヨミの頭を撫でた
『…うん』
コヨミは目を閉じた
側に2人がいてくれる…
2人の体温を感じながらいつもより深い眠りについた
―――翌日―――
『ん…』
真緒「おはよ、コヨミ」
凛月「おいーっす♪」
『まーくん…りっちゃん…』
目が覚めると目の前に2人の姿が
『…………』
真緒「コヨミ?」
凛月「?」
ボーっと2人見つめるコヨミ
そして飛び起きて2人に抱きついた
『おはよっ!2人とも!』
真緒「うおっ!」
凛月「!」
『えへへっ』
3人は学校へ行く準備をして家を出た
真緒「今日は顔色いいな」
『うん、今日は前より調子いいよ』
凛月「よかったねぇ…ふわぁ…」
そして学校へ着いていつものように1日が過ぎた
―――――
千秋「白雪!」
『守沢先輩…どうしたんですか?』
千秋「流星隊のレッスンを見てくれないか!?」
『え、あ、はい…?』
千秋「明星から聞いたんだ!白雪のレッスンは適確で楽しいと!だから我ら流星隊のレッスンも見て欲しいんだ!」
『スバルくんがそんなことを…はい、いいですよ。今日は予定はないので』
千秋「おぉ!ありがとう!」
そして千秋に抱きしめられる
『(まぁ…守沢先輩嬉しそうだし…いいか)』
泉「ちょっと!何してるわけぇ!?」
千秋「お、瀬名!白雪を抱きしめてたんだ!」
泉「見れば分かるし!誰にでも抱きつくのやめなよねぇ」
千秋「はっはっはっ!瀬名も抱きしめてほしいのか?いいぞ!ほら!」
泉「ちょっとぉ、暑苦しいんだけどぉ。どいてよねぇ」
泉は千秋と若葉の間を通り抜けて行ってしまった
千秋「では流星隊が練習している部屋に行こう!」
『あ、はい!』
若葉は千秋についていった