第7章 シンデレラ
スバル「ふへぇ~…疲れたぁ~…」
真「久々にこんなに動いたぁ…」
『さっきよりは良くなったけどもうちょっとかな。頑張ってね!』
真緒「(さすが…トップアイドル…)」
北斗「今日はありがとう。勉強になった」
『ううん、それならよかった。僕に教えられることがあったらいつでも教えるから』
北斗「あぁ。助かる」
みんなは練習着から制服へと着替え、帰る準備をした
真「すごいね、若葉くん。言ってることが適確って言うか…よく見てるよねぇ…」
『あはは…まぁね』
真緒「帰るぞ~」
北斗「あぁ」
スバル「じゃあね~!」
真「また明日ね!」
北斗「じゃあ」
『じゃあね~!』
真緒「またな!」
3人と分かれて真緒と家路を歩く
真緒「お前…ずいぶん楽しそうだったな」
『あ、バレた?』
真緒「わかるよ。楽しそうだった。それに…」
『?』
真緒「羨ましそうにも見えた」
『!』
真緒「違うか?」
『あはは、さすがまーくんだ。その通りだよ。少し…羨ましかった』
真緒「お前…まだ…」
『ステージに立ちたいとは思わないけど…あんなに頑張ってるの見たら…懐かしくなっちゃった』
真緒「そっか……」
『あ、そうだ。今日のレッスンで考え事してたでしょ』
真緒「う…」
『何考えてたの?』
真緒「……いや。内緒」
『えー…』
真緒「(お前のドレス姿が綺麗過ぎて頭から離れねぇんだよ…)」