第6章 お姉ちゃん
真緒はコヨミの家に到着
真緒「コヨミ、悪いけど鍵出せるか?」
『ん…?』
真緒はコヨミを下ろして支えた
コヨミはフラフラしながらカバンから鍵を出した
真緒「入るぞ」
『ん…』
真緒は鍵を開けて中に入った
そしてベッドにコヨミを下ろした
真緒「コヨミ、着替えてから寝t…」
『んぅ…あっつい…』
ブレザーを脱いでYシャツに手をかける
真緒「待て待て待て///!!ここで脱ぐな!!」
『???』
真緒「俺部屋出てくから!ちょっと待ってろ!」
真緒は急いで部屋から出た
真緒「はぁ…ったく、心臓持ねぇ…////」
真緒は凛月にコヨミのことを連絡した
《急いで行く》
と短い文章だけ送られてきた
真緒「さすが凛月…」
ガチャ
『まーくん…?』
真緒「着替え終わったか?寝てなくて大丈夫か?」
『喉渇いた…』
真緒「いいから寝てろ。水持ってってやるから」
『ん…』
コヨミは言われた通りにベッドに入った
真緒「ほら、水」
『ありがと…』
水を受け取って飲み干した
ガチャッ
凛月「コヨミ…!」
真緒「はやっ」
『りっちゃん…』
凛月「大丈夫なの」
『うん、大丈夫だよぉ』
コヨミはへらっと笑った
真緒「ほら、寝てろ」
『はぁい…』
その後も熱冷まシートを取り替えてくれたり、ご飯を作ってくれたり…
凛月「コヨミ…ぐっすり寝てるねぇ…」
真緒「だな。そのまま熱下がってくれればいいんだけどな…」
『………』