第2章 仲間
「でもパソコンがあればそれに政府からのお知らせが届くようにした方が……」
こん「政府から後々説明のメールが来ますのでそれをお読みください。タブレットの方から刀帳、刀達の情報を確認することができますので」
「それは助かる!刀帳……これね…………こんのすけ、知ってる人しかいないんだけど」
こん「主様が名を聞いたものしか登録されない使用となっております。やや、もうこのような時間、こんのすけはお昼の油揚げの時間ですので帰ります。では」
主より油揚げか。
油揚げに負けたのはちょっと腹立たしいが……便利なものをもらえたし、いいか。
パソコンも来るみたいだから……計三台か。
使い分けするほどのことがあるのかわからないが、大事に使わせてもらおう
長谷部「終わりましたか?」
「あ、うんごめんね。退屈だったでしょう……早く手入れ回りを終わらせて本丸の掃除を手伝ってくれる人を集めないとね」
長谷部「全員強制させて掃除をさせましょうか?」
「できれば刀の意思を尊重したいのでやめてほしいな……それに、底抜けしてる板もあるし、使い物にならないものもあるから……注文しないとね。とりあえず必要なお金はタブレットにあるみたいだから……」
襖と畳と板と、掃除道具……。
お金がすぐ底につきそうだけど、先に住みやすい環境を作ってあげなきゃね。