第47章 怒られた

宗三「貴方……馬鹿なんですか?」

「あらひどい」

宗三「あんなもの放っておけばいいんですよ。今後付き合っていく人間でもないでしょうに恨まれでもしても知りませんよ」


「まあ、人によりますが何あれむかつくくらいは思っているでしょうね。そこからあーだこーだと理由付けて苛立ちが怨へと変わる人もいるんでしょうけど……私のことならともかく私の大事な刀達に失礼な発言をしたんです。黙って見過ごせる程、私はできた人間ではないですよ」


そう、私のことで何か言われるのなら慣れているしそんなもんなんだろうと気にしないが彼らを傷つける人を私は許せないのだ。

幸せにすると決めたからじゃない。
私がそうしたいから守りたいと思うだけ……間違ったことをしているとは思っていない。


宗三「…本当に馬鹿ですね貴方は」

「馬鹿で上等。私は貴方達の主だもの守るのが当然でしょ……迷惑でなければ仲間なんて思っても…いいでしょうか」

宗三「仲間……？嫌ですよ」

「え、ひどい」

まだまだ宗三さんの好感度的なものはあがらないがまだまだこれからだ。
うん、頑張ろう

宗三「……ありがとうございます」

「え？お腹が空きましたか？」

宗三「地獄に堕ちますか？」

「え！？なんでそんなこと言うんですか!」

まあ、大丈夫…だよね。