第44章 変態でした △
「やッ……は、ぁッ……ん!」
燭台切「主はいやらしいね……誰が来るかもわからない場所でそんな声を出して……」
「そ、それは燭台切さんがッ……」
燭台切「僕が、なに?」
服はほとんど脱がされた状態で後ろを向かされていた私は燭台切さんが何を考えているのか理解できないでいた。
耳元で優しく囁きかける声にぞくぞくとしてしまいながらも私はこの状況を嫌とは思わなかった。
それは相手が燭台切さんだからなのだろうか……
燭台切「指、いれるね……」
背後からそう声をかけるとゆっくりと彼の指がなかに入っていくのがわかった。
浅いところで指を曲げたり優しく動かす指の感覚にぞわぞわとしたものがかけ上がってくるのを感じると無意識に力が入ってなかを締め付けてしまう。
燭台切「こんなに締め付けて……もう僕のがほしいのかな……?」
「っ!そ、そういうわけじゃ……」
燭台切「ん……?欲しくない?ここはこんなに濡らして僕を欲しがっているのに……」
クスリと笑う燭台切さんに恥ずかしくなりながら指がゆっくりと動き、くちゅ…と卑猥な音をたてながら耳元で欲しくないの?と問われるとビクッと身体が反応してしまう。
燭台切「……おねだりしないといれてあげないよ?ほら、3、2、1……」
「え、あッ……!も、っ……ほし……ッ……です」
燭台切「いい子だね……」
いつものように優しげな声で誉めてくれる燭台切さんに安心しながら私は彼に身を委ねて……
燭台切「……い……おーい、主聞こえてる?」
「ひゃいっ!」
燭台切「どうしたの……?」
「い、いえッ……く、ぅっ……変態でごめんなさいッ……」
燭台切「え!?本当にどうしたの!」
変態で、ごめんなさい……。