第42章 訪問
「いやぁ、ほんまいきなりすんません」
歌仙「主の保護者だとは聞いているから構わないけど……次同じことをしたら中にいれるつもりはないよ」
「まじですまん」
注意がてら訪問しに来たのだが普通にたのもー!なんておもろないやん?
せやからさ……入り口じゃないところから侵入しようとしたら、おもろいくらいに短刀達に石ぶつけられてたんこぶだらけやわぁ。
「本当にうちの上司が変なことをしてしまい申し訳ありません」
「な、なんやと!お前の先輩やぞ!もっと庇えや」
「あんたがおかしいことをしたんだろうが……謝るのが礼儀だろ」
ため息を吐きながら歌仙の後ろを歩く新人に一瞬、ほんまの一瞬ムカッとするが俺はやさしー大人やから我慢したろ。
それにしても、えっらい甘い匂いすんなぁ……審神者の部屋の近くからめっちゃする。
歌仙「主、お客様が来ているんだけど今いいかな?」
「ぁッ…だ、だめッ……!あけちゃッ……く、っぁ……ッ……」
「退いてや歌仙のにーちゃん。こーいうのはすぱーん!っと開けたるのが礼儀っちゅーもんやで」
何となくではあるがその部屋の中がどうなっているのか察しながらもすぱーん!っと開けてやればそこには……
「わぉ」
「え」
歌仙「な、何をしているんだ!」
そこにはほとんど服を脱がされて涙目でこちらを見つめるなつみと馬乗りになっている加州清光の姿があった。
あらあらまぁ……楽しそうなこって