第37章 大丈夫と思ってた ☆
「んッ……まんばちゃんの……いや、まんばくんの……方がいいのかな?」
山姥切「どちらでもッ……いい」
「は、ぁッ……まんばくん、可愛い……」
お互いの服は半脱げで私は一度三日月さんにしていたことをまんばくんにも実践していた。
どくん、どくん、と脈打つまんばくんの自身に触れて優しく手を上下に滑らせてみる。
「っん……ッ……!」
「男の人はこういうのが好きなんだ……?」
山姥切「あんた……ッ…つらくないのか」
「さっきのキスでお力を少しもらったのでおしゃべりする余裕はあるよ……?」
私は、だけどと呟いて笑うとまんばくんは私から顔をそらした。
さっきのキスでまんばくんの力を少し拝借したことでつらさは多少ながらも軽減されたがそれも短時間、数分程度の効果しかないのはわかっている。
だから今のうちにと、まんばくんの自身を手で包み込みながら上下に手を滑らせていると時折反応する姿をみて、この辺りかなとまんばくんが反応したところを執拗に攻めてみると、大きくなるのがわかった。
「そろそろ、かな……?」
山姥切「くっ……!」
先端から少し漏れ出ていたものをみて私は、笑みを深めると感じていたところを強く刺激してやればまんばくんの欲がドロリと吐き出されて私の手を白く染めた。
「よくできました……?んッ…」
山姥切「なッ……そんなもの舐めるな!」
「そんなものって……」
手についてしまった白をペロリと舐めるとすぐに腕を掴まれ止められてしまった。
不思議と不味いとか思わないので私は、気にしないのだが……
山姥切「次は主の番だ」
「結構です」
さっきまで熱くてたまらなかったものもまんばくんの霊力?神力のおかげなのか、落ち着いていられるくらいには回復したので、これ以上のことは必要ないと判断した私だった。
我に返った直後は本当はものすごく恥ずかしくて逃げ出したいのだがそういうわけにいかないのよね……ならせめて、雰囲気ぶち壊しにして萎えさせれば……
山姥切「やめると本気で思ってるのか」
「……あ、はは……」
無理そうでした。