第10章 反省
堀川「主さんが処女だろうが僕たちは誰も気にしませんよ?主さんなら普通にしてそうだな、くらいには思ってますので」
加州「ちょっ!」
「……可愛い顔して口は可愛くないよね」
長曽根「すまないな。不快な思いをさせて」
「いや、大丈夫ですよ。誤解を招くような身体してる私が悪いんですからおきになさらず」
人が躊躇いのある言葉を堀川くんはさらっと言った。
堀川君のことはよく知らないが、もっと優しくて可愛い感じの子だと思ったのにな……そういったら薬研君もショタ詐欺だし、本当に刀剣男士って奥が深い。
ショタがそうなら逆に大人で可愛い人っていたりするのだろうか…?
バブちゃん刀剣男士とかいたらどうしよう。
ショタは好きでもバブちゃんまでは……まあ、いたらいたでそのときに考えよう。
「三人は夕飯を食べてきて。きっとできてる頃だと思うし」
加州「え、主は……?」
「二人がこうなったのは私の責任だし起きるまで待ってるよ。ほら清光、今日はにゅうめんって言ってたから早く食べに行く」
清光の背中を押しながら二人にも声をかけるとしぶしぶといった感じで部屋から出てくれた。
清光は連行されるように連れていってもらったけど……さて、二人が起きるのを待っていようかな。