第7章 身体の熱☆
薬研「これからはいろんな感情を表に出せばいいさ。今みたいにな」
「薬研くん……こんな状況じゃなかったら感動して泣いてるかもしれない」
薬研「なら今度、忘れた頃に同じ言葉を言ってやるよ」
いや、そういう問題じゃない。
感動的な言葉よりもこのショタの教育をなんとかしてほしい。
薬研「さて、大将も元気になったわけだが……」
「も、もういいよ!とんでもないことをした後だけどもういいよ!」
薬研「それはいけねえな。早くほしくてたまらない、なんて大将は我慢もできないくらい溜まってたのか?」
「あれ、君耳遠いの?もしかして幻聴が聞こえるほどお歳なの?」
本当に何なんだこのショタは。
雰囲気もピンク色よりどこか和むようなものなので恐れなどはないかもだけど……これって私に安心させるだけさせてって落ちじゃないよね?
薬研「……そろそろ大将を探すために誰かきそうだな」
薬研くんの、呟きに私は一気に青ざめる。
服も着ず、紐で縛られた状態でショタと同じ部屋にいるって私の方が犯罪者じゃないか!
これは一刻も早くやめさせないと!