第7章 身体の熱☆
薬研「わかんないからな……こんなことされたのかもって想像でやるが、文句はなしな?」
「え、いやッ…ま、待って薬研ッ…きゅッ…!」
両足の膝に手を添えて笑う薬研くんに嫌な予感を感じとると、私の脚を大きく広げさせなにも言えなかった私に罰を与えるかのように秘部に舌を這わせ、愛液をわざと音をたてるようにして吸出すとそれを喉をならして飲み込むものだから私の恥ずかしさは最高に到達しそうなほどだった。
薬研「泣くことないだろう……?」
「だ、ってぇッ…」
薬研「……ここに来たときは綺麗な雰囲気があったはずだが、今では子供のようだな……」
「それって……本丸に来たばかりの時の……?み、見てたの……?」
薬研「兄弟たちの食料を確保しに倉から出たときにな……上から目線で女王様みたいな女だと思ってたよ」
女王様って……。
私が納得いかないと言いたくなるような表情でもしていたのか悪いなと頭を撫でてくれた。
綺麗……か。
現世でもよく言われていたけど、私はそんな綺麗などではない、ただの見せかけだ。
現世にいるときの私は感情を殺してた。
無表情で悲しいことも嬉しいことも全部抑えて無を通してた。
それを変えてくれたのが政府の人で、今の私がここにいられるのもあの人のおかげなのだ……。
「私は、私……薬研くん……」
薬研「ん?」
「腕の拘束を解いて、服を返してほしいな」
薬研「大将は面白い冗談を言うな?」
私がいつ冗談を言ったのだろうか……。
けど、いつのまにか涙は止まっていた。
もしかして薬研くん……このために女王様なんてことを話して…そうだとするなら優しいな。