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【刀剣乱舞】月夜の華〈R18〉

第6章 お引っ越し計画




「うわ、すごい美人……」


?「っ……変なこと、いうな」


布で顔が隠れていたが体制的に顔がチラッと見えてドキッとした。

とてもきれいな美人さんだ。

みんなきれいな顔をしてはいるけど、彼は国宝級の顔をしている。

美人も美人。
美しい……


加州「大丈夫、主……?」


「大丈夫。今後のために鍛えないとね……あ、君もありがとう……名前は、まだ聞いてないよね」


山姥切「……山姥切国広だ」


簡単に名前教えてくれるんだ。
一人一人の名前を聞いていると嬉しくなってくる。

人の名前を一度にこんなにたくさん聞いていたら……忘れそう。


「それにしても、本当に綺麗だね……」


山姥切「綺麗とか……言うな」


ここまで綺麗なら羨ましいと思えるほどだ。
でもなぜ布を被っているのだろうか。

薄暗いけど金色の髪が見えるし、目立ちそうではあるけど隠さずにいた方がいいのにな……


「……それ取っ」


山姥切「触るな……」


「…………ご、ごめんなさい」


布に触れる前にサッと避けられて、少し傷つきました。

知らない人にいきなり触られそうになるなんて嫌かもしれないから納得はいくんだけど……


山姥切「ぁ、いや……」


「…………」


山姥切「…………」


加州「あ、主!どこにいこうとしてたの?」


この沈黙に耐えられなかったのか清光が声をかけてくれた。

優しい。

清光、優しい……。
私はまた倒れたりしないように清光の肩に手を起きながら周りを見渡す。

知らない人のところへ……あ。


「あっち。あの……大きい人たちがいるとこ」


加州「ん、りょーかい。じゃ、いこいこ」


結構な人に挨拶したと思ったけどまだまだ知らない人はいるもんだな……


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