第3章 女の子の香りとオレ
鉄朗からの、LINEが入っていた。
──おはよう! 盛大なイキっぷり見せて貰ったぞ! お陰で4回も抜いちまった! お前はぶっ飛んじまって、覚えてねぇだろうけどな!! 洗濯はとりあえず風呂場に干しといたぞ、着替えはさせといたけど、ちゃんと起きたら風呂入るんだぞ? 鍵は締めてからポスト入れてあっから!! じゃあな!──
自分の体質を
こんなに恨んだことはない。
もぅ!
なんで気持ちくなると
寝ちゃうのよ!!
今日会ったら
ちゃんと謝らなきゃ……。
お風呂場に干してある洗濯物を下ろし
シャワーを浴びる。
いつもより早起きしてるのに
ぐっすり眠ったせいか
眠気は一切なかった。
髪を洗い
トリートメントで髪を労り
全身を綺麗に洗って
もう一度、熱めのシャワーを浴びる。
「よっし!」
歯磨きも済ませ、
昨日作ってあったお弁当を
朝ごはん代わりに食べ
今日は2つお弁当を作った。
もちろん私と鉄朗の分。