第5章 官能的な仕事
八千代は湯に浮いた鈴音の胸を持ち上げると、その飾りにちゅっ、とキスをした
「あっ…八千代さん、ダメ…」
「わかってる。明日は黒闇家の領地に向かうからな。無理はさせられない」
そう言いながらも八千代は飾りを咥え、先端を舌でグリグリと弄る
はぁっ…と熱い息が鈴音から漏れる
もう何度も刺激を受けたというのに、一向に慣れる気配は無い
それどころかますます敏感になっているようだった
「お前の胸だけ味わう分にはいいだろ」
「や、ぁん…」
気がつけば鈴音は八千代の頭を抱きしめていた
飾りを舐められ、そこはすぐに固くなる
「良い感度だな」
「ひゃんっ!」
舌で弾かれ、鈴音は背をのけ反らせる
「そういえば、お前に紹介していなかったが部下を二人連れてきている」
「あっ、あん…部下…ですか?」
「そうだ。白霧家との交流も兼ねてしばらくここに置いていくことにした」
「そう…なんですね…」
「これからは二人で祠を回るからな。共は必要ない。だが、次に白霧家の領地に来るときには他の男も連れてきてやろう」
「はいっ」
白霧家の領地には女がたくさんいる
そして男が少ないため余り者になってしまっている人も多い
もし白霧家と黒闇家が交流を図ったら、私たちみたいに乱れ交わる人がでてくるのかしら
鈴音はそんな事を考えながら湯を蜜で汚していた