第3章 印の力
「ふざけんな」
「八千代さん?」
「……お前に翻弄されてるのは俺の方だな」
えっ?
思わず目を見開く
今のは一体どういう意味なのだろ
気になって尋ねようとすると体が抱き抱えられる
鈴音の秘部は八千代を咥えたままだ
「八千代さん…?」
目の前の八千代を見上げれば、先ほどの鋭い視線は消えていた
「首に手を回せ。このまま戻る」
「えっ?あん!」
抱き合ったまま八千代が歩き出し、振動が鈴音を刺激する
鈴音は落ちないようにしっかり八千代の首に腕を回し、必死に快感を味わっていた
喘ぎ続ける鈴音を八千代は微笑みながら見下ろす
ぐちゃぐちゃに溢れた蜜は八千代の太ももを伝い、せっかく禊で綺麗にしたのだが、すぐに汚れていた
「八千代さん。あぁん!」
「ほら、戻ってきたぞ」
言われて目を開く
そこには二人の衣類が転がっていた
「ほら、自分で動け」
八千代が座ると、鈴音は上に股がった状態で要求される
「そんな…八千代さん」
「俺の女になるなら可愛く動いてみせろよ」
「い、いじわるっ」
瞳に涙を浮かべながらもゆっくり腰を上げる
くちゃ…ぬちゃ…
動く度に卑猥な音が響いた
「あん、気持ちいい…」
八千代を自分の一番いいところに擦りつけ、鈴音は快楽の声を漏らす