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交わりの祠【R18】

第3章 印の力


「あっ…あっ…」



半分意識を失いかけた中でも鈴音は喘いでいた

必死に八千代を求め、八千代を咥える



もっと欲しい


もっと突き上げて欲しい


もっと熱いものを注いで欲しい



沸き上がる欲は抑えきれなかった



「八千代さぁ…」


「んだよ!」


「もっと…してぇ…」



鈴音に煽られ、律動が激しさを増す



「随分気に入ったみたいだな!村に戻ったら何人の男を喰うつもりだ!」


「や、やぁ!…し、しない!」



鈴音は何度も首を横に振った



「八千代さん…がいい!他の人なんて…や…」


「馬鹿が!言ってる意味わかってんのか」


「あぁん!!八千代さん!私…八千代さんの事…!」



そこまで言うと八千代がピタリと止まる


その目は鋭くなり、鈴音を見下ろしていた



ぬちゃ、ぬちゃ


そんな音をさせながら八千代はゆっくりと動きを再開する


じらされているようで鈴音は物足りない



「お前、馬鹿だな。出会って数時間しか経ってない男に何言おうとしてんだよ」


「んっ…んっ…馬鹿でも…いいです。八千代さん…」


「勘違いだろ」


「八千代さん…本当に」


「待て」


「八千代さんが好きです!」




叫ぶと同時に八千代自身を締め付けてしまい、八千代は一瞬苦しそうな声を出す


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