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交わりの祠【R18】

第13章 熱中症注意



「八千代さん…体…流すだけにして下さい」


「わかってる。だが、ここもぬるぬるしてるだろ」



八千代の指が飾りの周りをぐるぐるなぞる


またしても体が熱くなりそうだった



「八千代さんっ…」



鈴音の声に熱がこもったのを確認すると



「わかった。他も流そうな」



そう言って八千代の手が背中へと移動する


八千代の焦らしに鈴音は涙を浮かべた


しかし、こんな場所で求めるには恥じらいがあった



「お前の背中、綺麗だな」



八千代の大きな手が背中を撫でる


水は相変わらず冷たいが、心地よかった


それに、背中にもたくさん熱い欲をかけられていたらしく、水に濡れる度にぬるぬるとし始めていた




「これで取れただろ」



しばらくして八千代が呟くと、鈴音は振り返って八千代を見上げた



「どうした?」



八千代がニヤリと笑う


一番濡れたであろう秘部は一切流されていない


鈴音はそこも触ってくれるものだと期待していた


そして、八千代もそれに気づいていて終わりだと言い出したのだ



「なっ…なんでもありません」



鈴音はしゃがんで全身で水に浸かる


このままなら水の勢いで綺麗になると思ったのだ



しかし



「あっ…」



目の前にある八千代自身が大きくなっている事に気づく



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