第2章 力の増大
座ったまま密着した状態で鈴音は八千代の瞳を覗きこむ
あんなに恥ずかしいことをされたというのに、その美しい瞳に吸い込まれそうだった
「なんだよ」
やや不満げな声を上げた八千代
鈴音は小さく首を横に振った
「いえ、八千代さんって…とっても美しいなぁと思いまして」
「はぁ?何言ってやがる」
八千代は空いてる手で鈴音の胸の飾りをキュッと摘まむ
「やぁん!!」
落ち着いたはずの鈴音はまたしても淫らな声を上げていた
またしても目が潤み、飾りを刺激し続ける八千代を睨み上げる
しかし、その瞳は止めて欲しいと訴えているようには見えなかった
そう、それは…
「もっとして欲しいのか」
「ち、ちがっ…ひゃんっ!!」
弄る度に鈴音の体がビクビクと反応する
そんな状態で否定されても説得力がなかった
八千代自身は半勃状態だったが、鈴音の声に反応してむくむくと大きさを取り戻す
「お前、けっこういい体してるからな。頼めばもっとしてやるよ」
「そんな…」
鈴音はかぁっと顔を真っ赤にさせる
「えっと…その…」
「ん、なんだ?」
八千代の手がピタリと止まる
弄ってくれないもどかしさに鈴音は泣きたくなった