第2章 力の増大
「はぁ…はぁ…」
仰向けに倒れた状態の鈴音は息が上がっていた
体が熱くなり、なんだか苦しい
八千代はそれを不信そうに見ている
「よくわかんねぇが、俺の番だな。相手がババアじゃなくてラッキーだぜ。当然下着は着けてねぇんだろうな」
「や…待って…」
慌てて止めに入るが力の入らない鈴音は腕をわずかに動かすのがいっぱいいっぱいだった
そんな鈴音を無視して八千代は巫女装束の襟を掴むと乱暴に左右に開く
形のいい胸がぷるんと揺れて姿を現す
それを見て八千代は目を見開いたが、すぐにニヤリと口角を上げた
「へぇ。案外いいもんもってんじゃん」
「や、やぁ…」
「にしても…」
八千代の視線が釘付けになったのは印ではない
双房の頂だ
ピンク色のそれは見てわかるほど固くなり主張していた
「白霧家の巫女は淫乱か?男に触れただけでこんなになって…」
「ちが…見ないで…」
鈴音は恥じらいながらも身体中を駆け巡る熱と戦っていた
こんな状態になったのは初めてだ
どうしていいかわからず、いやいやと頭を横に振る
しかし、八千代は再び笑った