第2章 力の増大
「印に触れる前に、こっちで遊んでやろうか」
八千代の指がツンとピンク色の飾りを押す
「あっ…あぁぁぁん!!」
叫びに近い程の声が出てしまう
訳がわからなかった
なんで自分がこんな状況に陥ってるのか
「おいおい。ずいぶん感じてるようだな」
「や、やだ…」
ぼろぼろと涙がこぼれる
しかし八千代は舌で唇を舐める
「へぇ?止めていいわけ?淫乱巫女」
「やっ!!あぁっ!!」
ぐりぐりと刺激を与えられ鈴音の体がビクビクと反応する
やめてほしい
しかし、それ以上その願いを口にすることはできなかった
「味はどうかね」
八千代の唇が左胸の飾りを咥え、舌がなまめかしく動く
右胸の飾りは指でキュッと掴まれ激しい刺激が思考を停止させた
「あっ…あぁっ!あんっ!!」
ぴちゃぴちゃと音が響く
この神社は元々無人のようで、鈴音と八千代の他に誰もいない
「…すげぇ、さらに固くなりやがった」
八千代は顔を上げると涙を浮かべて見つめてくる鈴音に視線を奪われる
「や、ちよ…さん」
数分前に会ったばかりの女だ
そんな女に簡単に欲情するな
そう自分に言い聞かせながらも、鈴音の服を全て剥ぎ取る
鈴音は抵抗できず、一瞬で生まれたままの姿になっていた