第10章 病に勝つのは
「あんっ!あんっ!!」
しばらくすれば、鈴音は髪や着物を乱して快感を求めていた
着物からこぼれた胸は頂がピンと主張し、八千代に舐められて鈴音は悦びの悲鳴を上げる
反対の胸は八千代の指でつまみはあげられ、さらに反対の手は鈴音の蜜壺をかき回す
「八千代さん…あん!ダメ…また!イク…!!」
ビクビクと体が跳ねる
だが、八千代が止まる事は無かった
「ほら。もっと欲しいんだろ」
「やっ…あん!あぁっ!」
絶頂に酔いしれる余裕を与えて貰えず、八千代の指はまたしても鈴音の中をかき回す
「あっ…あん!や、八千代さんが…欲しい…ですっ!」
「俺の何が欲しいんだ。ちゃんと言え」
「い…いじわる…しない…あん!!」
蜜壺と蕾を同時に攻められ鈴音は押し寄せる快感の波を受け入れていた
「あっ!ダメ…!またきちゃう!!あっ…あぁっ!!」
またしても絶頂に達しようとした時、八千代の指がピタリと止まる
「や、八千代さん…?」
鈴音は目に涙を浮かべて八千代を見つめる
こうやって焦らされるのは何度目だろうか
八千代の細められた瞳が鈴音を見下ろす
それだけでゾクゾクした