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交わりの祠【R18】

第10章 病に勝つのは


「八千代さん、あっ…待って…くださ、あん!」


「何を待つ事がある。気持ち良くなりたいだろ?」


「そう…ですけど…あんっ!!」



気持ち良くなりたい


そうしてもらえることを期待している自分もいる


でも、八千代の体が心配だった


必死にそれを訴えれば、八千代は再び笑う



「お前を抱くことで体調が良くなると確信してる」


「な、何を根拠に…」


「それに。愛する鈴音が俺を求めてこんなに濡らしているというのに、何もしないわけにはいかないだろ」


「あ…あぁっ!!」



八千代の指が蜜壺へと侵入する


ぐちゃっと音がして、さらに水音が響く



「やん…八千代さ…あぁっ!」


「わかってる。もっと欲しいんだよな」



指が二本、三本と増やされ


無骨な指はバラバラに鈴音の中をかき回す



既に鈴音は八千代の手の中に落ちていた


心配する気持ちより、気持ちよくなりたいという欲が蜜となって溢れ出す


ぐちゃぐちゃにかき回され、更には気持ちいいところを刺激され



「あぁぁぁぁぁん!!」



鈴音は体を痙攣させた


久々の刺激にあっけなく達してしまったのだ


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