第9章 二人のこれから
「あっ…んんっ!!」
割れ目を開くように舌が這うと鈴音は背をのけ反らせる
グショグショに濡れたそこは畳に染みを作っていた
「鈴音…」
八千代に名前を呼ばれるだけで愛されていることを実感する
それなのに、与えられる快感は鈴音を更に幸せにさせた
「八千代さん…私も…愛してます」
「鈴音、もっと足を開け」
「あん…!」
言われるがまま従えば、快感の波が押し寄せる
八千代は完全に鈴音の達するタイミングを把握していた
「あっ…あっ…あぁっ!!」
鈴音が達する直前、愛撫が止められる
イけそうでイけないもどかしさに鈴音は瞳に涙を浮かべた
その物欲しそうな顔が見たくて八千代が焦らしているとも知らずに…
「ちゃんとおねだり、するんだろ?」
「八千代さ…ん…」
かぁっと顔を赤らめるが、鈴音は八千代が求める恥ずかしい言葉を口にしていた
それを聞いて八千代のモノが更に大きくなる
あぁ…今からコレが私の中に…
そう思いながら鈴音は自ら足を開いて八千代を懇願していた