第9章 二人のこれから
八千代と出会ってから何度交わり、何度絶頂を迎えたかわからない
それでも体は慣れることを知らず、八千代の愛撫に敏感に反応する
八千代自身が挿入される度に悦びで体を震わせ、絶頂を迎える度に体を痙攣させた
もう八千代に愛される事を知らなかった昔には戻れない
「八千代さん…あん!あん!イク…イクっ!」
「好きなだけイけ!」
「あっ…あぁぁぁぁぁん!!」
ビクン、ビクンと体が跳ねる
蜜壺は八千代を締め付けていた
「そろそろ俺も出すぞ…」
「あぁん…いっぱい…くださ…」
最奥を突き上げられ、八千代から吐き出された白濁した液搾り取る
受け止めきれなかった液は溢れ出て、更に畳を汚していた
「鈴音、まだ足りないだろ」
「八千代さん…」
肯定するように腰をもじもじと動かせば、八千代はニヤリと笑う
「そうだろうな。さすが俺の惚れた女だ」
愛し合う時間はたっぷりある
鈴音は八千代に突き上げられながら悦びの涙を流していた
二人の時間はまだまだ長い
そして、止める者は誰もいない
二人は何度も、愛を確かめあったのだったーー
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