第8章 止まらない刺激
「わかってるだろ、鈴音。ここで抱かれようが部屋で抱かれようが同じことだ。お前は何度もイき続ける」
「……っ」
「最後には俺が欲しいと何度も喘ぐんだ」
ゾクッとした
それと同時に自分の乱れた姿を思い出す
理性を失ってるとはいえ、狂ったように八千代を求める様は滑稽だ
「そ、そうかもしれませんが…。私たち、日中もあんなに…」
「あれは仕事だろ?」
「うぅっ…」
仕事だと言うのなら交わってすぐに結界を強化すればいい
それなのに何度も絶頂に達し、お互いの液でぐしゃぐしゃになるほど交わるのは仕事だからとは言い切れない
「八千代さん…そんなに私を弄って…いつか飽きたりしませんか?」
恐る恐る振り向けば八千代は笑った
「飽きる?ありえねぇな」
「な、何を根拠に…」
「じゃぁお前はどうなんだ?俺に飽きる日がくるのか?」
「来ません!」
鈴音は即答していた
そんな鈴音を見て八千代はちゅっとキスをする
「だろ?俺は死ぬ直前までお前を抱きたい」
「ふふっ。それは大げさで……あんっ!!」
八千代の止まっていた手が動き出す
急に刺激を与えられ鈴音は体をビクつかせた
「確かに風呂の後に抱くと言ったが、今我慢する理由はどこにある?」
「……ない、です」