第8章 止まらない刺激
今度は背中を撫でられる
泡が滑らかで気持ち良かった
と、油断した瞬間
「あんっ!」
背後から伸びたきた手が再び胸の飾りを摘まんでいた
思わず声を上げてしまい、鈴音は両手で口を覆う
「あれ。洗ってるだけなのに、おかしいな」
八千代が耳元で囁く
背中は八千代の胸にぴったりとくっついていた
「鈴音、まさかまた感じてるのか?」
「ち、違います…」
鈴音の体を知り尽くした八千代に嘘は通用しないとわかっていた
それでも認めるわけにはいかなかった
こんなにも自分が淫らで理性の欠片もない体だと認めるのは恥ずかしかったのだ
「この村にきてすぐお前を抱いた時も同じような会話をした気がするが?確かあの時は…」
「い、言わないで下さい」
あっけなくも直ぐに感じてると白状した自分
思い出すだけで恥ずかしい
「鈴音、無理して自分に嘘をつく必要はないだろ」
「ひゃっ」
耳を舐められゾクゾクとした感情が体を駆け巡る
「それとも認めたくない何かがあるのか?」
「……っ、だ、だって…お風呂から出たら、するんですよね。私、最後まで意識を保つと言いました」
「ここで続けられたら意識が持たなくなる可能性があると?」
八千代の質問にうなずく