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交わりの祠【R18】

第8章 止まらない刺激


「残念ながら浮気はできそうにない。お前の体から離れられる自信がないからな」


「それは私も同じです」



今度は自分から八千代にキスをする


触れるだけのキス


だが、愛の確認はできる気がした



すると八千代がニヤリと笑う



「お前、意識失ってからも必死に俺の名前呼んでたぞ」


「えっ…!?」


「喘ぎながら何度も。俺の名前呼びながら達するお前は見物だったな」


「な、なにを言って…」



顔が一気に熱くなる


鈴音には覚えていない事だ



「ほ、本当に本当ですか…?」


「あぁ。すげぇ可愛かった」



再び唇が重なる


舌が絡められ、熱が増す



「八千代さん…」



わずかに抵抗すれば八千代はゆっくりと顔を離す



「あぁ、体力がまだ戻ってないようだな。食事にするか。その後は風呂だ」


「は、はい」



どうやら体を拭いてくれたのは八千代のようだ


何から何まで申し訳ない


意識を失ってる鈴音をここへ運んでくれたのも当然八千代だ



「あの、次はちゃんと…最後まで意識を保ちますので」


「本当に?」


「必ず、とは言い切れませんが」


「ふぅん?」



八千代の目が細められる


鈴音はドキッとした



「じゃぁ風呂の後、お前を抱く」


「…えっ!?」


「その前にしっかり飯食えよ」



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