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突然ですが、これから貴女は諜報員です。

第5章 可愛げのあるドジと海上オークション


朝がきて身支度をする
ティナはまだ気持ちよさそうに寝ている
とてもフカフカなベッドですから
僕も良い睡眠でしたよ!

ティナはこのくらいの年にして
しっかりしています
書類には男で年齢不詳なんて書いてありましたけどね〜

実際会ってみると
恐らく16か17くらいの女の子ですね〜


でもティナは男として振舞っているますし
何か僕達に言えない理由でもあるのでしょうか?
僕からは言わないでおきましょう…

おっと、ティナがもうすぐ起きそうですね〜
準備とか大変そうですから
僕は部屋の外に出ていましょう!
置き手紙を残して…と!

もしかしたらターゲットも
いるかもしれませんからね!
昼の豪華客船を1人で回ります!

ここは… バーですかね?お昼からお酒ですか
通り過ぎようとしたその時


「お兄さん、今おひとりで?」


いかにもセレブな人妻って感じですね〜
僕はそういうの興味ないんですよ…


「いいえ、連れの者とはぐれてしまいまして…
探しているのですが見つからなくて」


綺麗な奥様ですけど、相手はしたくないですね〜
僕この人の香水好きじゃありませんし〜


「そうなんですか…
宜しければ私とご一緒してくださる?」


あ〜もう〜 近寄らないでください〜
旦那様がいらっしゃるなら
そちらにしてください…


「すみませんが奥様。私の友人ですので」


突然視界に青い髪が入る
あっ…! ティナ! 来てくれたんですね!


「そうなの… それは残念ね…
でも貴方もご一緒してもいいのよ…♪」


僕の次はティナを誘うんですか…?
めんどくさいですね〜…
サラッと断ってくださいね〜 ティナ…


「それは良いですね
私が奥様の事を
もっと知ってもよろしくて…?」


!?
なんでそうするんです!?
しかも女の子なのに
男に勝るくらいの誘惑を使うんですね…
恐ろしい子です〜…
奥様は… あ〜 メロメロですね…

と思っていた時
ティナは僕の手を取り走ってその場を去った
女の子とは思えないスピード…

…!わかりました!


「ティナありがとうございます〜!
相手をその気にさせて去るなんて
なかなかですけどね〜!」


「エリオットはイケメンだから…
1人でフラフラ歩いたら声かけられますよ
それに目立ちますからすぐ見つけられましたよ」


ティナも人の事言えませんけどね〜!
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