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突然ですが、これから貴女は諜報員です。

第3章 俺様の自信家と暗殺


一方その頃のlexxの調査偵察班の部屋にて



「えっ!?
ティナは仕事で
今日は帰って来れそうにないんですか!?」


化学研究班での仕事を終えて
無駄に集ってくる女性たちを避けて
ティナの配属された
調査偵察班の部屋に来たって言うのに…


「そうなりますね〜
いつ帰ってくるか分からないんですけど…
早ければ明日で
長引けば1週間後かもしれませんからね〜」


僕より10cmくらい小さい
茶髪のイケメンが教えてくれた


「君はティナとlexxに入ってきた
元909のレン…かい?」


今度は、落ち着いた雰囲気の
黒髪スーツのイケメンが出てきた


「はいそうです レンと言います」


「ティナと同じイヤーカフを付けていますね
兄弟ですか?」


次は
艶やかな長い銀髪のイケメンが話しかけてきた

ココの部署どーなってるんだ?
全員文句ナシのイケメンしかいない…


「まぁ、そんな所ですね…
一緒に帰ろうかと思ってたんですけど…
ティナ1人に行かせたんですか?」


「いや、同じ部署のメンバーの
オリヴァーという男と一緒に
仕事に行っているよ」


そう言いながら黒髪イケメンは
オリヴァーという男の資料を渡してくれた

燃えるような紅い髪のイケメンで
いかにも、俺様!
って感じがヒシヒシと伝わってくる…

こんな人と大丈夫なの?ティナ?


「調査偵察班の仕事は現場に行く事が多いから
何日かの泊まりもある事が多い
ココまで来て申し訳ないが
今日は1人で帰ってくれないかな?
すまないね」


黒髪イケメンさん…
そんな困った顔しないでください…


「分かりました
ご丁寧にありがとうございます
ティナをよろしくお願いします」


そう言って僕は調査偵察班の部屋を出た


バタンーーー


あぁ!ティナが初対面の男と
泊まりの仕事だって!?
なんで僕に言ってくれないんだ…!
ティナに何かあったら…
ティナは美しいから
キスの1つされるかもしれない…
もしかしたら、いかがわしい事も…

僕は今までずっと好きだったけど
我慢してきた
例え2人しかいない空間で同じベッドで寝ても…

ティナが好きなのは僕じゃない
ついでに初恋もまだだろう

ティナのファーストキスとかもろもろは
ティナの好きな人に捧げてほしい…

そう思ってたのに…

僕は一人寂しく自宅に帰った
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