第3章 俺様の自信家と暗殺
「皆さん、政治関連の職だったんですね…
僕もその下っぱです 同じですね…♪
ところで最近、物騒じゃないですか…?
毎日暗殺事件が耐えないですよね
お姉さんは素敵な女性だから心配です…!
大丈夫ですか?」
伏し目がちからの
少し顎を引いて上目遣いで
彼女たちを見つめる
彼女たちは酒に酔って
私に魅せられて、もうメロメロだな…
「心配してくれるの…? ありがとう…♡
職場でそんな事
言ってくれる人なんていないわぁ…♡」
「そうね…
少し前は違う党が狙われていたけど
一昨日あたりから
△△党が狙われ始めたから
少し怖いわぁ〜 ボクに守ってほしいなぁ…♡」
「僕は下っぱですから…
貴方に会うことすらできません…
お力にはなりたいのは山々です…」
恐らく明日
邪魔だから流れ弾で貴方を殺してしまいますが
「私も秘書で✕✕さんの傍にずっといますが
警備が強化されてるのは実感できます…
だから今日から、いつもの専用部屋じゃなくて
違う階の秘密部屋の倉庫に移ったわ…」
これは、とても重要な情報…!
これだけ持ち帰れば充分すぎる
ふと、オリヴァーさんを見てみると
楽しそうに男に人たちと
お酒を飲んでいるように見える
だが、オリヴァーさんは酔ってる演技をして
全く酔っていない
オリヴァーさんとふと、目が合った
〝大きな収穫できました
私はいつでも出れます〟
視線だけでそう伝える
オリヴァーさんはわかったようで
少しだけ申し訳なさそうにした後
〝悪ぃが、こっちは全く口を割らねぇ
俺が情報を聴き出せたら、
お前を連れて店をでるから
それまでもっと聴き出しとけ〟
オリヴァーさんは苦戦しているらしい
男の人たちは酔っているが
簡単には仕事の話をせず
違う話をしているらしい
「ちょっと〜、ボク!
どこ見ているの〜?よそ見しちゃダメ!」
隣の秘書の女性が私の腕を掴んで
寄りかかってきた
計算された上目遣いに
少し赤くなっている頬…
残念、私は堕ちませんよ 女ですから
「そうですね…
お姉さんより綺麗な人は
やはりいませんでした…
近くで見るとまたお姉さんに酔ってきました…」
この人が1番情報を持っているだろう
あとはおだてて搾り取るだけ