• テキストサイズ

突然ですが、これから貴女は諜報員です。

第13章 Party Next


『分かった
後で全員でホールを探そうぜ
俺らは今からダンスするから
適当に周り見とくからよ』


インカムから聴こえるオリヴァーの声

そして、オリヴァーとティナは
なんとダンスをする …らしい


2人がいるであろうダンスホールに向かう
そこには大勢の有名人にも負けない
キラッキラのオーラを放つペアが…


曲に合わして綺麗な弧を描く2人
そして、2人の目は会場を見渡している
なるほど、不自然にならないようにダンスを…

そして、次々とペアが別れて
また次のパートナーを見つける

この流れでいくと
オリヴァーとティナも別々になってしまう

オリヴァーはどうでもいいが
ティナが初対面の男と
あんなに密着して踊るなんて…


「それは許せませんね♪」


ティナとオリヴァーが別れて
周囲の人が動きだすより先に
私はすかさずティナの手をとり


「とても美しいお嬢様
私と一緒に踊って頂けませんか?」


すると、ティナは綻ぶような笑顔を見せ
喜んでくれたので
私はとても嬉しいですよ♪
/ 172ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp