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突然ですが、これから貴女は諜報員です。

第13章 Party Next


「ほら、ティナこっち来いよ」


「え?どうしたんですかオリヴァー」


「今日は仮にも恋人演じるんだぞ
それっぽくしなきゃだろ
だからこっち来いって」


それもそうだよね
ホールさんからすり抜けて
オリヴァーの近くに行く


「すっげー丁寧に髪セットしたんだな
あと、メイクもめちゃくちゃ綺麗だぞ」


近くになってまじまじと私を見るオリヴァー
お… お、 オリヴァーもいつもに増して
俺様イケメンオーラが…


「いやでもこれ、全部レンがやったので」


「レンは流石だね
まさか、着替えもなんて…」


「え?まぁ、普通にしましたけど
言ったじゃないですか
レンは兄みたいな存在だって」


そう言った後にホールさんが膝から崩れ落ちる
え?どうしたの?


「あ〜 ホールさ〜ん
色々と元気出してくださ〜い!」


「オリヴァーに奪われてから
レンのWダメージ…
ここから頑張りましょうホールさん」


なんでエリオットとフィルが
慰めているのかも正直わからないけど…


「じゃあ俺が説明するけどな
今回の仕事は結構やばいやつで
裏でZI7が絡んでんのが絶対ってわけだ」


「え!?ZI7が!?」


「かなり信憑性のある情報ですので
直接対決もありえますよ」


「突然すぎませんかね」


「ネシスがリーダーの情報処理班が
徹夜でここまでやってくれたんですよ…」


「うわ〜… ネシスさん鬼ですね〜!
って、あれ〜っ?
ネシスさん今日はlexx?ZI7?」


「クロス総司令官に
今日は絶対にlexxから出るな
って言われているらしいぜ」


今更ながらにlexxとZI7の二重スパイなんて
なんでやってるんだろうなんて思うなぁ…


「まぁ、ネシスの事は置いといて
今回の仕事はターゲットを連れ去るんだ」


ふらふらと立ち上がったホールさんが言った


「ターゲットはどんな特徴でしょうか?」


「ZI7のイビル総指揮官だよ…」


「「「「え!?/はぁ!?」」」」


「そんなの聞いてねーし
いきなりハードル上げすぎてねーか?」


「クロス総司令官にそう言われたのだから
そうするしかないだろう
俺だって最初言われた時驚いたよ」
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